全般 | SGEってどういう意味? | Steel Geo Ecology | |
材料 | 材料納期 | 一般的なリードタイムとして、発注から45日程度となっております。工程としては、鋼管を製管後、杭先端ディスクプレート取り付け、内外面リング筋取り付けとなります。 | |
鋼管の腐食について | 鋼管外面1mmを腐食しろとして設計しております。地盤条件、地盤の含水率、暴露時間等により異なりますが、鋼管杭の腐食速度として0.02mm/年(50年で1mm)という報告(鋼管杭・鋼矢板技術協会)があります。 | ||
設計 | 支持層の地盤種別について | SGE工法で施工可能な先端地盤の種別は砂質地盤および礫質地盤です。ただし、上記以外の地盤においても、原地盤で載荷試験を実施し、支持力性能を確認すれば使用可能になります。 | |
杭先端平均N値の適用範囲 について |
杭先端平均N値40を下回る場合は適用不可です。SGE工法協会では、高支持力杭を打ち止めできる地盤の条件として、載荷試験結果からN値40以上有する地盤が最適であると考えております。 | ||
他杭種との比較設計 | 他杭種の高支持力杭と比較して、杭径はPHCでは同径、場所打ちコンクリート杭では2ランク程度小さい杭での設計が可能です。発生残土量は、鋼管杭の板厚が他杭種に比べて薄くできることから、杭建て込み時の発生残土を大幅に削減可能です。材工費+残土処分費でコストメリットのある工法であります。 | ||
杭頭処理について | 杭頭処理方式については、通常の鋼管杭工法と同じです。道路橋示方書に掲載されている方法A、方法Bの2種類があります。ただし、SGE工法は大きな支持力性能を有するため、杭1本当りの負担する水平力も大きくなります。そのために方法Bにおいて、二重配筋方式(かご筋+鉄筋溶接)などが採用されています。(外側の鉄筋は、鋼管外面にフレア溶接します。) | ||
施工 | 施工体制 | SGE工法は、指定施工会社制を採用しております。SGE工法協会により承認を受けた会社(島田基礎工業株式会社、成幸利根株式会社、大洋基礎株式会社、ISエンジニアリング株式会社、ジャパンパイル株式会社、三国産業株式会社、株式会社角藤)と杭工事契約を結んでいただくこととなります。 | |
最大施工深さは? | 先端地盤の種別として、砂質地盤の場合で70m、礫質地盤の場合で66mとなっております。また、施工実績としてはプレボーリング・砂質地盤で66m程度を施工した実績があります。 | ||
先端にディスクプレートが 付いていて杭の貫入性は 大丈夫なのか? |
軸部の掘削径は、杭先端のディスクプレート外径+100mm、鋼管杭径+200mmであり、一般的なプレボーリング工法に比べて貫入時の余裕度は大きくなっております。 |